加齢黄斑変性はパソコンやスマホのし過ぎに注意

加齢黄斑変性はパソコンやスマホのし過ぎに注意

2年ほど前のことですが、ジーンライフという機関で遺伝子検査を受けました。

その時に、リスクが高いものとして指摘してあったのが、「加齢黄斑変性」というものです。

その時はあまり気にすることなくスルーしていたのですが・・・。

参考記事

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ジーンライフの遺伝子検査を受けてみた感想

加齢黄斑変性とは

加齢黄斑変性って耳慣れない言葉ですよね。私は知りませんでした。

加齢黄斑変性とは、加齢により網膜の中心部である黄斑に障害が生じて、見ようとするところ(中心部分)が見えにくくなったり、物がゆがんで見えたりする目の病気だそうです。

欧米では成人の失明原因の第1位で珍しくない病気とされているそうです。

日本では比較的少ないと考えられていましたが、高齢化と生活の欧米化、IT化などにより近年著しく増加していると言われています。

あまり気にしていなかったのですが、最近、目の疲れやカスミ目が酷くなって「加齢黄斑変性」という病気を気にするようになってきました。

私の場合、IT関係の仕事でパソコンを見る時間が長く、アーリーリタイアする前は1日に10時間以上殆ど休みなくパソコンを見ていた期間が10年近くありましたので、遺伝に加えて発症リスクはかなり高くなったのでは、とちょっと心配です (>_<)

アーリーリタイアしてパソコンを使用する時間がかなり少なくなった現在も、目の疲れやカスミ目など目の異常を酷く感じます。

そこで、加齢黄斑変性というものを直視し、対策を講じることにしました。

加齢黄斑変性の原因

加齢黄斑変性の原因となるのが、紫外線や喫煙、肥満などが発症原因と知られているようですが、ときどき聞くようになったブルーライトも良くないということがわかってきています。

ブルーライトは、紫外線に次いで高いエネルギーをもっており、刺激性も高く、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達しますので、網膜や黄斑部にダメージを与え、網膜疾患や加齢黄斑変性症を引き起こす原因の1つと考えられています。

つまり、ブルーライトを発光するパソコンやスマホなどを長時間使用すると加齢黄斑変性のリスクが高くなるという訳です。ブラウン管のときはそうでもなかったようですが、液晶テレビもブルーライトの発光量は大きいようです。

こうなると私の場合、生活の殆どをブルーライトに犯されています。

加齢黄斑変性への対応

そこで、加齢黄斑変性のリスクに対して以下の対策をとるようにしました。

禁煙への対応

喫煙している人はしていない人に比べて加齢黄斑変性になる確率が高いということがわかっているということです。

私の場合、タバコは38歳で止めましたのでこれは問題ありません。

サプリメント(ルテインの増量)で対応

ビタミンCやビタミンE、βカロチン、亜鉛などのサプリメントを飲むと加齢黄斑変性の発症リスクが低くなくなると遺伝子検査の結果にアドバイスとして記載されていました。

私の場合、日頃から健康に気を使うタイプで、サプリメントは相当種類飲んでいます。

幸い、これらのサプリメントはすでに摂取していますので問題ありません。

特に目に関してはブルーベリー(ルテインを少量含む)を中心に摂取していましたが、今回色々と調べた結果、加齢黄斑変性にはルテインやゼアキサンチンが有効ということのようですのでこれらの摂取を増量することにしました。

ブルーライトカットのメガネ

JINでPC用メガネ(ブルーライトカット)を購入。

PC作業時にはまだかけていませんが、テレビなどを観るときはときどきかけるようにしています。まだ購入したばかりで、目が慣れるまで慣らし運転中です。

特に夕方以降のブルーライトのカットは、質の良い睡眠にもつながるということですので、不眠症気味の私の場合、極力テレビやPCなどを見るときは活用したいと思います。

それにしても、液晶のPCやテレビ、スマホが普及しはじめたのは、ここ10~20年ほどですから、この「加齢黄斑変性」という目の病気はこれからますます増えるのではないでしょうか。

気をつけなければなりません。

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